膝の痛みについて その②   取手市井野

取手市井野 なかま鍼灸接骨院

変形性膝関節症

変形性関節症とは

膝のクッションとして働いている関節軟骨が加齢にともないすり減っていくことにより、

関節内に炎症が起きたり関節が変形したりして痛みや腫れを生じる症状です。

初期には足り上がりや歩き始めなど動作の開始時に痛みが現れますが、進行すると階段の昇り降りや

正座が困難になり、日常生活にも支障をきたすようになります。

原因

明らかな原因があるものが【一次性】、病気やケガなど原因が明らかなものを【二次性】として分けられています。

大部分を占めるのは【一次性】です。

変形性膝関節症は多くの要因が重なって発症する病気で、その発症と進行に関係する危険因子には様々なものがあります。

【一次性の変形性膝関節症】

加齢による退行性変化(関節軟骨のすり減り)に、肥満、下肢アライメント(通常、大腿骨と下肢骨の配列)、

職業、遺伝、生活環境などが関係

【二次性の変形性膝関節症】

腫瘍性疾患(滑膜性骨軟骨腫瘍、色素性絨毛結節性滑膜炎) 外傷(靱帯損傷、半月板損傷、骨折)

壊死性疾患(大腿骨頭壊死) 炎症性疾患(関節リウマチ、化膿性関節炎)

危険因子

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「加齢」は変形性膝関節症の最大の危険因子です。変形性膝関節症を発症する人の割合は、40代以降で

年齢が上がるにつれて増加します。また、各年代では女性は男性に比べて多く発症することが多く

発症することが分かっています。

病態・症状

病態

膝の関節は4つの骨(大腿骨、脛骨、腓骨、膝蓋骨)と半月板や靱帯などから構成されています。

関節の表面は関節軟骨で覆われていますが、変形性膝関節症では関節軟骨がすり減り、関節の内側を覆う膜

(滑膜)に炎症が生じて症状が現れます。

変形性膝関節症が進行すると、関節軟骨の下にある骨が硬くなったり(軟骨下骨硬化)、関節の隙間が狭く

(関節裂隙の狭小化)なってきたりします。またとげ状の骨(骨棘)や骨の空洞(骨のう胞)がみられ、

次第に膝の関節が変形していきます。

正常な膝関節と変形性膝関節症

正常な膝関節と変形性膝関節症 に対する画像結果

症状

変形性膝関節症の主な症状は、膝の痛みや腫れです。関節に水(関節液)が溜まることもあります。

・初期には立ち上がりや歩き始めなど膝を動かした時に生じる痛み(動作時痛)がありますが、休めば痛みがとれることがほとんどです。

・中期には、動作時痛の頻度が増えて、正座やしゃがみ込み、階段の昇り降りなどの動作が困難になり、膝の曲げ伸ばしも辛くなるなど

膝関節の動きが制限されていきます。(可動域制限)

・末期には、膝が完全に曲がりきらない、ピンと伸びない状態が進んで歩行が困難になり、日常生活に支障をきたすようになります。

また、膝関節の変形が目立ちO脚にもなります。

進行度分類

変形性膝関節症の進行度はX線写真で見られるとげ状の骨(骨棘)、関節のすきまが狭くなること(関節裂隙狭小化)

軟骨の下にある骨が硬くなること(軟骨下骨硬化)などの所見にもとづいて、グレード0~Ⅳに分類されます。一般的に

グレードⅡ以上の場合に変形性膝関節症と診断されます。

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院長 名嘉真 佳之

なかま鍼灸接骨院 院長 名嘉真 佳之

茨城県取手市で鍼灸整体院を開設しました。
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